世界トップレベルのハンドリング技術をもつダイナミックエア社(米国)からの提携技術であるブースタ輸送方式により、従来の気体輸送装置では非常に困難とされていた高摩耗性、高粘着性、高崩壊性の粉体を輸送可能とします。

飛灰気体輸送システムの特長
(NS DYNAMIC AIR)

飛灰気体輸送システム(NS DYNAMIC AIR)

1低輸送圧力
輸送管にて等ピッチに設けたダイナチェックブースタにより圧力補給を行い、低圧力での輸送を行います。
輸送設定圧力:0.2〜0.3MPa
2閉塞対策
減温塔などから排出される飛灰には塊状のものが含まれるケースがあります。
輸送に問題ないサイズに粉砕させクッションホッパ、トランスポータへ供給します。 特許第3790096号
3残留対策
飛灰は付着性の高い粉体ですのでトランスポータ内部への付着残留が懸念されます。
当システムではラットホール状態(エアの道ができ、吹き抜けてしまっている状態)を監視の上、判断して効率良く撹拌させる機構を有しています。 特許第4336350号
4メンテナンス性

何らかの異常状態により閉塞が生じた場合は“輸送異常”警報が発報します。
閉塞箇所を容易に検索できる様にダイナチェックブースタには圧力計を設けることができます。

ダイナチェックブースター
輸送ラインから粉体逆流を防ぐダイナチェックブースタは、低圧力での(0.1MPa以上にて動作)エア供給ができます。
また、逆止された箇所にて圧力計取付ができ、粉体による圧力計破損が発生しません。
フローコントロールバルブ
エア供給量を調節するコントロールバルブは目盛に比例した流量を制御します。
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