
点検・設備
DA(気体輸送装置)は機械の外側から見るとあまり動くところも無く、なかなか内部状況の確認ができません。しかし、内部は粉体、輸送用空気噴射により過酷な条件下で使用しているケースがほとんどです。ホッパ、トランスポータ、バルブ、輸送管などに摩耗などのトラブルが進行している可能性があります。当社では定期点検整備サービスを実施しております。その内容については下記のような項目について運転状況により重要と思われる内容を、お客様とお打合せのうえ実施いたします。
- 点検項目
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- ①各機器の動作確認
- ②各機器の電気性能確認(絶縁抵抗、電流値)
- ③摩耗状況の確認(目視又は板厚測定)
- ④各バルブのシール状態の確認
- ⑥マンホールパッキンの交換(開放後は必要)
- 整備項目
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- ①ホッパ・トランスポータ内の清掃
- ②摩耗部の対策工事
- ③バルブシールパッキンの交換
- ④電気端子の増し締め、電気部品交換
- ⑤保温補修工事、バルブ・ダスト排出交換工事
点検・整備後は報告書を作成してご提出いたします。報告書には項目毎に経過観察や交換推奨等の整備結果が明記されています。整備計画作成にお役立ていただけます。

構造・写真

- ダイナミックエアシステムフロー図

気体輸送装置本体


よくあるご質問
- Q.実施周期はどれぐらいがいいでしょうか。
- A.年に1回とし、次年度には整備工事と一緒に行っていただくケースが多いです。
- Q.点検項目は全て実施が必要でしょうか。
- A.ご使用状況やご予算などによってお気軽にご相談いただけます。

よくある異状事例
- 貴施設の気体輸送装置には、こんな異状が発生していませんか?
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■ダイナミックエアシステムフロー図

- 1各機器からのエア洩れ
- 27ホッパ内部の摩耗・付着・堆積・ブリッジ

- 3バルブシート部の摩耗

- 4トランスポータ内部の摩耗・付着・堆積・ブリッジ

- 5輸送管の摩耗・穴あき・詰まり・閉塞

- 6気抜き装置の不具合(バグフィルタ目詰まり等)